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JR八高線

多摩川遊歩道を抜けて少し進むと、JR八高線の鉄橋が見えてきます。

JR八高線は、八王子と群馬の高崎を結ぶ路線で、八王子の「八」と高崎の「高」を取って「八高線」と名付けられています。

都内で最後に電化された路線で、全線単線です。

また高麗川駅以北は現在も電化されていません。

都心に住んでいる人にとっては非常に珍しい路線なので、もし電車が鉄橋の上を走っている姿を見れたら、ぜひ写真撮影をして下さい。

多摩川サイクリングコースでは、この八高線鉄橋を過ぎたところから風景が一変します。

これまでは緑の森や林が多く、川の流れも比較的早かったのですが、この先は、広い河川敷に野球場やサッカーグランドが現れ、川の両岸には大きなマンションが建ち並ぶ景色になります。

多くの人がイメージする典型的な「多摩川の景色」です。

このような眺めがここから大師橋まで続きます。

多摩川遊歩道から少し走ると、河川敷に広い運動場が見えてきます。

ここから大田区の大師橋まで、「河川敷のグランドと高層マンション」という多摩川の典型的な景色が始まります。

河川敷の運動場を右手に見ながら進むとJR八高線の鉄橋wくぐります。

八王子〜高崎間の直通運転はなく、電化、非電化の分かれ目となる高麗川駅でそれぞれ折り返し運転となっています。

八高線鉄橋をくぐると正面に「くじら運動公園」の看板が見えます。

これは「くじらのように大きな公園」という意味ではなく、「ここからくじらの化石が発見されました」ということでこんな名前がつけられているのです。

1961年8月20日、この看板のあたりからほぼ完全な形のくじらの化石が発見されました。

およそ160万年前にこのあたりに生息していたくじらです。

全長16mで地名から「アキシマクジラ」と命名されました。

こんな場所でくじらが泳いでいたなんて、想像すると面白いですね。

「くじら運動公園」の看板のところから、S字カーブで大きく曲がって土手の上に登ります。

土手の上に上がったところに、赤錆びた車輪が置かれています。

日本鉄道事故史上ワースト10に入る大惨事となったJR八高線鉄橋事故のメモリアル施設です。

先ほどくぐった鉄橋で、1945年(昭和20年)8月24日におきた正面衝突事故の列車の車輪を川から引き上げてここに設置しています。

終戦からまずか9日目のことで、戦争の復員兵や疎開先から自宅に戻る人たちが事故の犠牲となりました。

せっかく戦争や空爆を生きのびたのに、こんな形で命を落とすなんて、さぞ無念だったことでしょう。

メモリアル車輪から少し進むと左手に東京都下水道局が管理運営する多摩川上流水再生センターがあります。

家庭や工場から排泄される水をきれいに再生して、多摩川やこのあたりの上水に放流している施設です。

館内には無料で見学することがd家いるミニ水族館もあります。

浅川サイクリングコース

浅川サイクリングコース